貸金業務取扱主任者 受験体験記|貸金業務取扱主任者情報
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貸金業務取扱主任者 受験体験記
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その昔、試験監督の副業をしていたときの話。
実は、担当した試験の中に「
貸金業務取扱主任者」がありました。
その当時はFPを始めたばかりで、生命保険と投資信託とCF表でいっぱいいっぱい。
貸金業務=消費者金融=怖い。
と、思い込んでいて、受験者も少し怖い人ばかりかも・・・とひどい誤解をしておりました。m(_ _)m
(実際に受験された方々は普通の社会人ばかりです)
そんなイメージの悪かった試験にまさか自分が受験することになろうとは。
人生って分かりませんね〜。
さて、貸金業務取扱主任者受験のきっかけはズバリ!
1.モーゲージバンクとしてフラット35取扱い
と、めちゃくちゃFP業務直結なわけで、
主任者になれる ⇒ 業務開始
主任者になれない ⇒ 業務できない
しかも、試験は年に1回限り。
直近の受験での合格が必須という状況でした。
結論から書きますと、
貸金業務主任者試験は
独学で合格しました。
本気で勉強したのは9月〜11月中旬試験日までの、
2ヶ月半です。
ただし、合格はギリギリ。 勉強期間の2ヶ月半は死に物狂いです。
1月上旬
フラット35の取扱を目指して試験を受けることが決まったのは受験年の1月。
試験まで11カ月もあると、長すぎて持久力のない管理人にはきついです。
結果、参考書は買いましたが、時間とやる気があるときだけ、読んでいくという感じで、
第3版 貸金業務取扱主任者合格教本 (利用参考書)
だらだらと進んでしまいました。
だた、
一通り目は通したので、出題範囲の全体像は理解出来ました。
9月上旬
さすがにやばいと思ったのと、2ヶ月間なら持ちこたえられるということで、スイッチオンに。
毎日、
仕事が終わった18時からサンマルクカフェに行って閉店近くまで勉強。
というルーティンワークを続けました。遊びも中断です。
※ここでは勉強する場所を決めちゃうのがポイントです。店選びに時間を掛けないこと!
<決めごと>
・毎日5節進ませること。
・まず最初に、昨日のやった5節分の練習問題を解くこと。
10月上旬
10月からは、毎日5節進ませるのと並行して
参考書の演習問題に取り組み始めました。
参考書の読み込みと、簡単な練習問題だけでは、問題を解く力が付いていません。
間違った問題には必ず×マークを付けて、
出来る問題はスルーして時間節約、×マークが付いている問題は繰り返しやっていきます。
10月中旬
仕事が休みで、長い時間使える日には
過去問に取り組んで行きました。
2時間集中して50問解くというのは難しく、1日=1回分しかさすがにできません。
間違った問題は参考書にもどって理解するまでしつこく読み込みます。
過去問の自己採点でも、だいたい30点取れるか取れないか。
合格ラインぎりぎりの知識量ですから、残り1カ月の勉強の仕方が大切になります。
11月〜試験前日まで
今回は点数を引き上げるために、
正解できる分野は放置して、
正解出来ない分野に時間をつぎ込むことにしました。
今の段階で正解できる分野は、しっかり理解し定着している証拠。
試験日までの半月間という短期間で理解が失われることはまずないでしょう。
それよりも、少しの理解で点数を上げれる可能性がある未修得分野へ時間を割いた方が効果的と、
試験合格には戦略も大切です。
試験当日
2ヶ月間という時間は、難しい貸金業務取扱主任者試験の勉強には短かったようです。
今まで一度も携わったことのない民事手続法分野などは、
理解不十分のまま試験に突入することになってしまいました。
でも、試験は合格すれば良いのであって、高得点取る必要はありません。
過去問で、出題の癖やひっかけポイントはある程度掴んだので頑張るしかないですね〜。
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さて
試験当日です。
試験会場は横浜市にある某大学。
試験時間は13時〜15時ですが、
12時半までに集合のことと受験票には書いてあります。
その他スケジュールとしては
受験上の注意事項の説明が
12時40分〜
退室可能時間は
14時00分〜14時50分 となっていました。
試験問題は、1ページに1問で50ページ。
設問・解答文も長い(しかも4択)ので、ほんと疲れます。
ただ親切なのは、
・出題順序が出題範囲の1⇒2⇒3⇒4と決まっているのと、
・ここから出題範囲2が始まりますよ〜と問題用紙に宣言してくれてること。
<参考>
・1 貸金業法および関係法令 (22〜28問)
・2 貸付けに関する法令と実務 (14〜18問)
・3 資金需要者等の保護 (4〜6問)
・4 財務および会計 (2〜4問)
たとえば2の民法等は解くのに時間がかかるので、
1⇒3⇒4⇒2と解いていくとか戦略実行はやりやすい試験だと思います。
今回、管理人は1⇒2⇒3⇒4とオーソドックスに解いてみました。
3,4を早めに解いても良かったのですが、過去問で3,4も意外と難しいことが分かったので早めに解く必要性を感じなかったからです。
しかし、
まったく時間が足りない試験で、
1⇒28問を過ぎた時点で1:10分ほど使ってしまい、苦手だった2.貸付けに関する法令は時間が無いのも手伝って、30〜42問の間が自分でも分かるほどボロボロな状態・・・。
なにわともあれ、2時間終了しクタクタになりながら、試験会場を後にしました。。。
手ごたえはまるでありません・・・。
試験の翌日
日本貸金業協会のHPには試験日当日に試験
問題が掲載されます。
が、正答発表は合格公表と同時の来年1月。
ここで、自己採点に役立つのが資格の学校関係。
私は、何かと信頼している
資格の学校TACで自己採点を実施しました。
※貸金業務取扱主任者試験は難しいのか、各学校の模範解答が異なったり、途中で正解を変更することがあります。
自己採点結果は、な・なんと
29点。。。
確実に合格、不合格とも分からない点数で、来年の1月まで生殺し状態決定です・・・。
合格発表
ついに合格発表の日がやってきました。
結果は
合格!!!
なんとギリギリの29点が合格基準点でした。
合格率は
25.8%
4人に1人程度しか30点を取れない難試験ですね。
そして、「主任者登録の手引き」なるものが送られてきて
主任者登録手続きを実施。
無事3月に貸金業務主任者登録が完了しました!
※合格後10カ月以内に申請したので、登録講習は不要。
次の更新は3年後です。
いやいや、貸金業務取扱主任者試験ほんとに難しい試験でした。
もう一回受けて合格して、って言われたら自信ないなぁ・・・。でも、独学でも大丈夫ですよ!
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